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同窓生の活躍

山形県立山形西高等学校 嚶鳴同窓会

嚶鳴女声合唱団

合唱を続ける喜びいつまでも

団長 昭和49年卒 柴田典子

嚶鳴女声合唱団は昭和48年音楽部OGによって結成、令和5年に50周年を迎えます。ほとんどの団員が全国優勝という得難い経験をしており、日本語の美しい響きを追求し、詩の心を奥深くまで求めつつ、人の心に届く歌を目指してきました。

合唱コンクール全国大会金賞、斎藤茂吉文化賞受賞、レコーディング、海外公演、東京公演、周年記念演奏会等々…走馬灯のように思い出されます。また、西高創立100周年・110周年・120周年式典での記念演奏は、「嚶鳴」の名をいただく合唱団として大変名誉なことでした。特に、「110周年」は恩師である阿部昌司先生の指揮で歌った最後の演奏となり、西高音楽部との共演も大切な思い出となっています。嚶鳴同窓会総会では、平成16年から令和元年まで毎年合唱を披露、新旧の校歌をご出席の皆様と声高らかに歌う機会に恵まれました。嚶鳴同窓会の皆様には、これまで常に温かいご支援をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

通常は山形と東京に分かれて演奏活動を展開していますが、コロナ禍により東京支部は活動を休止、山形支部は断続的ながら練習を行っています。団員ピアニストの須藤恵美子さんによるオリジナルアレンジ曲を中心に、チェリスト増川大輔さんとのコラボで年数回開催してきたサロンコンサートの再開を祈りながら…。

高校のOG合唱団が途切れることなく活動を続けるのは、あまり例のないことと言われます。それぞれ仕事や家庭を持ちながら毎週仲間と集い歌うことは、次の一週間を生きるエネルギーが湧いてくる喜びです。阿部昌司先生に与えていただいた「感動」を原動力として、共通の「音楽性」を宝物として、これからも年齢差を越えて結ばれた生涯の友と合唱を続けていきたいと願っています。

嚶鳴女声合唱団

平成4年8月4日発行嚶鳴同窓会報第48号に掲載された文章です。

ヤング嚶鳴ソフトボールクラブ

39年間 我ら現役ソフトボーラー

昭和58年卒 須藤祐子

『ヤング嚶鳴ソフトボールクラブ』。これが総勢42名(令和5年現在)の私たちのクラブです。1984年同学年の仲間と共に、数名の先輩や西高顧問の先生方のお力添えで、高校卒業後も大好きなソフトボールを続けられるクラブチームを結成しました。現役時代、私たちは県大会出場もやっとの実力でしたがソフトボールが大好きでした。だから続けたかったのです。

そんな思いで立ち上げたものの、最初は人数3名からのスタート。やむなく先に結成し大活躍されていた『嚶鳴ママさんチーム』に混ぜていただきながら、自分たち『ヤング』だけで試合に参加できる日を夢見て根気強く後輩勧誘を続けました。そして自分たちで試合に出られるようになり、今年39年目を迎えることとなりました。

さらに平成30年、前同窓会副会長佐々木智子ソフト部先輩のご尽力と、現同窓会会長はじめ役員の皆様の寛大なご厚情のおかげで、運動部卒業生団体初の同窓会会員後援事業助成金のご支援をいただいています。選手登録、大会参加には費用が掛かります。クラブの半数近くが大学生ということもあり、運営が困難なこともありました。今は母校のご支援が大変ありがたく、選手登録等に活用させていただいています。写真の通りに『嚶鳴』の名のもと、山形県内大会にエントリーしソフトボールを続けています。プレー以外に大会のアナウンス業務にも携わるメンバーもおり、ソフトボール普及にも努めています。

五輪で世界一に輝いたソフトボール競技を山形でも続けている、我らはこれからも『ヤング嚶鳴』という名のソフトボーラーです。

ヤング嚶鳴ソフトボールクラブ
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